Biとかトウシロだけどニコ生を見てちょっと考えてみた

と言うわけで、



若干今更な感じで、


朝までニコ生「ベーシックインカム(キリッ」の感想とか。









分らない人のためにちょっと説明すると、



東浩紀とかホリエモンとか雨宮ナントカさんとかが、

朝生TVをパクった番組をニコ生でやったんです。


その内容が「ベーシックインカムについて」だったと。











正直に申し上げるとだな、


Biなんて言葉自体、ごく最近まで知らなかった。









カクカクシカジカで、


東浩紀って・・・

→ヤマカンの知り合いなん?

→え?

→ヤマカンと岡田磨里さんと合宿だと?

→え?

→教授なん?

→え?

変態なん?



→・・・べーしっくいんかむってなんぞ・・・

→ちょっとググってみる。

→ぬーん。

→・・・何か、ニコ生やるらしい。

→見てみよう。



というきわめてシンプルな流れでたどり着いたわけです。




はい。前振り終わり。










ベーシックインカムとは、
政府が全ての国民に対して毎月最低限の生活を送るのに必要とされている額の現金(5万円-8万円程度)を無条件で支給する
という構想」


予備知識これだけで見ました。



コメとツイッターハッシュタグで参加しつつ見て、



その後、1週間くらい脳ミソでじっくりコトコト煮込んだ結果、







かなり興味はあるし、


別に反対する理由はないけれど、

賛成かと言われると、

どこか現実味がなくて即答出来ない。





インテリの机上の空論という感が否めない。

コメしながら若干テンション上がってた自分も含めて。






途中で、アンケートが出てきて

「Biは何年後に実現すると思うか?」



確か、

10年後、25年後、100年後、1000年後

の四択で、


私は思わず10年後にポチッとやったんですが、


ちょっと冷静に考えたら、否、無理だろうと。



ちなみにうちの王子は1000年後にしたらしい。











最初はね、

すごく単純に、

いーじゃん!いーじゃん!スゲーじゃん!?

とも思った。






なんちゃってアニヲタとしてものすごく具体的なことを考えた。


例えば、


Biあれば、声優さん達バイト減らしてオーディション受ける数増やせるんじゃね?
とか。

アニメーター薄給働き詰め地獄からやや解放されて、やる人が増えれば、
外注減ってジャパニメーションの衰退に少しは歯止めがかかるんじゃね?
とか。




最低限の生活が保障されたら、

例えば、文化的なことにもっとお金が回せるんじゃないのかと、

ごくごく単純に思ったわけだわ。







そして、

身近に、姫という音楽科に通う妹が居るので訊いてみた。


彼女は絶賛シューカツ中。
今のところ音楽で食って行く道は考えていないようです。





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Biあったら歌で食って行こうと思う?


「思わん。」

即答されました。

「お金だけじゃないもん。」

まあそうね。


「もし続けるとすれば、そのお金貯めて、(勉強しに)ヨーロッパ行くな・・・」

ウィーンとかね。

「やっぱり、向こうは全然文化に対する意識が違うもん」

ですよねー。

「日本は、芸術を志す人間には生き難い国やわ」

中の人が言うとリアルだな。


「まずはそういうところから変えていかないと、

今急にベーシックインカムがなんちゃらって言われても、

でっていう、やな。」

うむ。

「すーごい時間かかるやろな。」


貴重なご意見ありがとんクス。

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じっくりコトコト煮込んだと言う割には、

未だに、
見る前の知識に毛が生えたようなもんでしかないので、


感想らしい感想なんて書けないんですが。









今のままじゃ無理でしょ。


国民の意識レベルがそこまで到達してない。

レベル低いとかそういうことじゃなくて、


ベーシックインカムやろうゼ(キリッ」とか言っても、
パンピーは、ぽかーん・・・・・

てなるよ。


実際、私でさえ(と言うのは少し語弊があるかも知れないが)

途中で話についていけなかったし。




そんな状態で、仮に今Biが実現したとしても、何も変わらない。

意味無い。否、無いことは無いかもしれないけど。




じゃあどうすんのと言われても、

今は、

分りませんとしか言えない。









ただね。


あのニコ生の自体はそこそこ成功だったんじゃないかと。


単純に数字だけを見ても、

あの夜中に、常時1万人以上見ていて、

述べ5万人ほどが入場していて、

凸待ち(同時に生放送していた一般ユーザーで、スタジオに話しかけたいと待機していた人。であってるw?)が500人くらい居たらしい。


それだけの人間が、何らかの形であの議論に参加していた

というのは意味があることだと思う。




まずは、

そうやって、関心を持ってそれぞれが考えて意見を出し合うことは大事だと思う。


急には変われなくても。






あの場に居たような人間はさ、

多かれ少なかれ既存のメディアにはない何かを求めてるわけですよ。





で、

あの実験的放送をやってみて、


コンテンツとして、結局テレビと同じかよと感じるところもあって

正直ちょっとガッカリした。



でもまだ実験段階で、もっと改良の余地はあると思うし


またやると言うなら、おそらく見るだろうね。














放送の最後のアンケートで、



「日本は変われると思うか?」

と訊かれて、




「変われると思う」


を選択しました。









相変わらず、ちぃーともまとまってないですが、



ここまで読んでくれた人、ありがとう。