問い続けることは生きることなのだと・・・


薬出しながら、



ホンマにこれで良いんだろうかと思う。




ホンマに必要なんかな、って。







まぁ

今に始まったことじゃないが。





学生の時からずっと、この問題は一生ついて回るんやろうなと思ってたし。


薬剤師になりたくなかったのは、
その問題から逃げたかったからなんじゃないのか

、と思う今日この頃。











特に高齢者。


薬を間違えないように朝昼夕寝る前とパックしなければならないほどたくさんの薬を

パックしてないと飲めないような高齢者が服用するというのは

ものすごく矛盾に満ちていると思うんだが。



その大量の薬を飲み続けることで、

果して余命のQOLは向上すると言えるのだろうか。










あと、

ものすごい有害事象の激しい抗がん剤治療とか。



日ごとに増やされていく向精神薬とか。

飲んでるからダメなんじゃないのかと。









医療は人を幸せにするものであるべきたと思うんだ。

この医療は本当に人を幸せにするんだろうか。


もし違うというのなら私には何が出来るのか。






まぁ、そんなことを言いだすと幸せの定義とは何ぞ

とかいう話になってしまうけども。






 






あぁそうか。

私の「問い」は、これかもね。







きっと答えが欲しい訳じゃない。

きっと答えなんて見つからない。



でも探し続けることが生きることだと思うから。


だから私は勉強する。し続ける。


考える。考え続ける。


こんなところで立ち止まったままだなんて御免こうむる。




問い続けたことを、いつか形にして見せる。